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2年間断捨離をしてわかった、断捨離の効果とコツ

 

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断捨離(だんしゃり)とは、不要なものを手放すことで、モノに奪われた時間、空間、エネルギーを取り戻す手段です。

「片付けたいけど、片付けるのを後回しにしてしまう」
「いつのまにか散らかってしまい制御できない」
「つい、もったいなくて片付かない」

といった方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、もともと片付けはとても苦手で(収納出来ない)、収集癖もあったので、断捨離に目覚めた後、主人にものすごく驚かれたものです。


我が家の場合は、子育てのためやむを得ず断捨離をはじめましたが、思っていた以上の効果があったので断捨離の効果とコツをご紹介したいと思います。


断捨離して、具体的にあった効果

<住まい>
  • 掃除がしやすくなり、居心地の良い空間が維持できるようになる
  • 子供の安全に配慮したインテリアができるようになる

<お金>
  • 不要なものを手放すことによって、臨時収入を得る
  • 買い物をしなくなり、出費が半分以下に減る
  • 家にいるのが居心地が良いので、無駄な外出による出費が減る
  • 料理を作ることが増えたので、外食や中食による無駄な出費が減る

<時間>
  • 買い物をする時間が減り、必要なことに時間を割けるようになる
  • 物を探す時間が減る

<人間関係>
  • 人を家に招くことに抵抗がなくなる
  • 家族も片付けに協力してくれるようになる

<心>
  • 自己肯定感が増すようになる
  • 穏やかに過ごせるようになる
  • 心が広くなり、人間関係が楽になる


断捨離は単に片付くというだけではなく、時間、お金、人間関係、心のゆとりなどの広い範囲に効果がありました。


断捨離をする際のコツ

①断捨離しやすいもの(本や靴、食材など)から始める

・かさばるもの
・処分するかしないか判断がつきやすいもの
・処分しやすいもの

から始めると、断捨離の効果がわかりやすく、収納場所を確保できるのでおすすめです。

具体的には、新聞紙やビニール袋、ダンボール、靴、食材、本、服といったものです。
本や服は、宅配買取に出すと最短即日から引き取ってもらえるので便利でした。

②自分のものを優先する。家族のものは勝手に捨てたりしない

勝手に捨てても困らない自分のものから手をつけましょう。
最初はなかなか家族の同意が得られなくても、片付けが進み居心地が良い環境になると、だんだん協力してくれるようになります。

元々物が少ない方でない限り、断捨離は時間がかかるものです。私の場合は育児をしながらでしたので、ある程度片付いたなぁと感じるまでに、なんと2年もかかりました。

片付かなくても落ち込まず、気長にやるのがおすすめです。

③1年以上使っていないものは捨てるなど、基準を決めてから進め、悩まないようにする

処分するかどうか毎回判断していると、疲れて作業が進まなくなってきます。
例えば、下記のような基準を設けて進めると便利です。

<服>
・似合わない服、過去1年で1回も使ってない服は捨てる

<食材>
・賞味期限が切れたものは捨てる

ダンボール、ごみ袋など>
・必要な量(例えば数ヶ月分など)以外は捨てる

<靴>
・使っていないもの、修繕が不可能なほど傷んでいるものは捨てる

<本>
・1年以上読んでいないもの
・今後必要そうにないもの

本の断捨離については、下記にまとめています。

toyotama.hateblo.jp

<その他>
・必要量以上に重複しているものは捨てる
・気に入っていないものは捨てる
・今後使いそうにないものは捨てる
・1年間使っていないものは捨てる



断捨離をしていると、「高いから勿体無い」「もしかしたら今後使うかもしれない」
「頂き物だし、申し訳ないかも」といったことを思ってしまいがちです。

実際、このように思ってずっと捨てられず、よくどこにしまったかわからなくなって困っていました。
そんな時は、例えば下記のように発想を転換することで、捨てることができました。


「高いから勿体無い」
→「このまましまっておくよりも、あげたり売ったりすることで、誰かが喜んでくれるかも」

「もしかしたら今後使うかもしれない」
→「そう思って何年たったかな?〜年使わなかったから、やっぱり使わないかも」

「頂き物だし、申し訳ないかも」
→「気持ちをいただくのが大事。相手もこちらが負担になることは望んでいないだろう」


発想を変えてみても、やっぱり捨てがたく思う場合は、無理に捨てる必要はないと思います。


断捨離が進んでくると、気持ちもだんだん変化し、自分にとって本当に必要なものがわかってくるようになります。
そんな時、改めて以前断捨離したところをもう一度片付けてみると、こんなにまだ不要なものをとって置いたのかと驚きました。

断捨離できないことに罪悪感を持つ必要はありません。心の準備ができた時に、再度断捨離すれば良いのだと思います。


④同じものは、同じ場所にまとめて分類する

ビニール袋や書類など、バラバラに収納しているものはありませんか?
きちんと分類して収納いないと、無いと思って買ってしまったりなど、必要以上にものを持つ原因となりがちです。

下記のような形で分類すると、あとで収納しやすかったです。

<服や靴>
・季節ごと、よく使うものかどうか

<本>
・ジャンルやサイズ

<書類>
・用途、よく使い物かどうか、重要度

<その他>
・用途別(掃除する時に使うものなど)
・使う頻度別
・どこで使うか別(玄関など)
・サイズ


分類をするときは、収納先を確保できている場合はそこに。収納先がまだ無いときは、ダンボールやビニール袋に入れて分類だけしておき、あとで収納しました。

本当は、全部出してしまって、収納先をしっかり確保してから分類すると早いのですが、一気に片付けなくてはいけなかったり、子供がいたずらをしてしまうので、分類と収納を分けて対応しました

また、毎回しまう場所まで移動していると、移動距離で時間を取られてしまうので、分類だけ先にしてしまって、一気に分類したものをしまう方が早かったです。

⑤ものの置き場所(定位置)を作る

ものの定位置を決めることで、片付けた後の維持が大変楽になります。
具体的には、下記のような形で収納しました。

<キッチン>
・よく使うものは、手が届きやすい所に
・鍋など出しっぱなしでも良いものでも、しまえる場所を確保する
・重いものは下に置く
・手が届かないところは、吊り戸棚ストッカーを使う

<玄関>
・靴が多くてしまえない場合は、シューズストッカーや、ブーツホルダーを使う
・靴のメンテナンス用品、玄関の掃除グッズ、傘は靴入れと一緒がおすすめ

<服>
・洗濯、たたむ、収納までの一連を考えた時に一番効率が良い場所に収納する
(服の片付けが進み、散らかしっぱなしになることがなくなります)

<リビング>
・書類は無印のファイルボックスなどを利用して、仮置場、一時的に保管して置くもの、一年以上保管が必要なものといった形で収納する
・文房具はよく使うもの以外は、ストックとして別に保管する
(気に入ったものを探す手間が減ります)
・テレビのリモコンなどもしまう位置を決めておく
・一時的にものを仮置場できる場所をとっておく
(他の場所で使うものをリビングに持ってきてしまうことが多いため)

<クローゼット、押入れ>
・よく使うものは、使いやすい位置に収納する
・布団は、すのこの上に収納するなど湿気対策をする
・扇風機など季節家電を収納する場所を確保しておく
・リビングでよく使わないものは、クローゼットや押入れに収納する
・仮置場を作っておく(忙しい時などとりあえずよくわからない所に無理やり入れて、あとで探すのを防ぐことができます)

<子供のもの>
・用途ごと分類してしまう
・子供が片付けやすいような場所に入れる

 

⑥インテリア雑誌を見て、最終的なイメージを作る

無印収納などの雑誌の他、Pinterestや、ROOMで気に入ったインテリアを探してイメージを作るとモチベーションがあがり効果的でした。

無印良品、イケア、カインズホームニトリ、ケユカあたりでまとめたインテリアが、機能的で統一感があり使いやすかったです。




例えば、雑誌を読んでいて知ったのですが、今まで無印のこのタイプの商品はあまり使っていなかったのですが、書類の分類にとても便利でした。

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出典:a.organizeさん http://roomclip.jp/photo/hcJ5





また、悩んでいたゴミの分類は、ピンタレストで色々と事例を探しましたが、イケアのものですと大きすぎて入らなかったのですが、カインズホームのキャリコがちょうど良いサイズ感でそれを使ってます。

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出典:doさん https://roomclip.jp/photo/ebli




スッキリした状態はとても居心地が良く、一度このスッキリ感を味わうと、片付けたくてしょうがなくなってきます(笑)

無理をしない範囲で断捨離を進め、快適なライフスタイルをお過ごしくださいね。